新亭当り目の2025年三回目の 和み亭落語会 今回も 少し少なく 20人ほど それに加えて テーマは 何故か よくあるといえばある 旅のお噺し(とってつけたような)
開口一番 東の旅 新宮亭当り目
まずはカンカン帽と見台付きで 新宮亭当り目登場 前口上から発端へと 小拍子と張扇で カシャリカシャリと はじまる
今回の肝は 紀州飛脚(みなみ和歌山の旅)が肝だそうで あまり演じられることのない 噺しで 新宮亭当り目氏は 子どもの時に
笑福亭松之助の口演を聞いたことがるのだそうです・・東の旅 発端のはじまりです・・・
兵庫船 顔見亭馬久松
月宮殿 味付亭紺染
紀州飛脚 新宮亭当り目
当り目がでてくるとなぜかほっとするのです・・・それは 口跡が明瞭で 唯一明瞭に聞き取りができるからです 紀州飛脚 当り目氏は 笑福亭松之助の口演/紀州飛脚/を子どものときに聞いたそうです
次回の和み亭は 8月3日 13時開場 13時30分開演!!
そのまえに 第30回 四人会というのが 7月6日 和み亭であります
ところが なぜかまえおきが 長いのです これが 少し緩慢につづく 不自然に およそ当り目氏らしくないのです
さらに「私の人格を疑われかねない・・」とまで・・・ 余りにもくどすぎるいいわけ・・
紀州飛脚が 「艶笑噺し」であると少し小声で言う・・・ およそらしくない・・
プロでは 桂ぽんぽ娘が 艶笑をこえてエロ落語として有名/全国区のスターだが その噺しの技術は極めて水準が高いと評価されているのです ・・
飛脚しごとを受けたのだが 彼のでかい男根が邪魔で走れない 前に後ろに あるいは足にと あれこれ固定してみたが今ひとつ いっそそのまんまで行こうとうことで 振り回しながら走る 途中小便がしたくなるが走りながらやってしまう その小便を浴びたキツネが 親分キツネに仕返しをたのみ 女に化けてその股間で待ち構えて「食いちぎる」企み・・・
これをさらりとやってのけるのは なかなか手ごわいハイレベルな作業です いろいろと前置きが緩慢に続くのもわかるような気がしますが しかしこの旅ネタ企画 この紀州飛脚の口演がすべての発端になっているのではないかと思いました 奮闘をいのります
次回の和み亭は 8月3日 13時開場 13時30分開演!!
そのまえに 第30回 四人会というのが 7月6日 和み亭であります