昨年からはじめていたtwitterを もとに 2011年2月 blogに展開しました


 


2024-09-22

9/21 貞光能舞台で桂あさ吉落語会



右側の看板の画像は合成です














いつものようにお江戸日本橋で登場・・・
今回は予約者が全員参加したそうで この落語会では 普通のことになってくるようです

ふぐ鍋  桂あさ吉

まくらで 桂南光とはりあってふぐ鍋をやりあった噺がでた 二人はひかずに張り合った ありそうな 吉朝と枝雀の総領弟子なので同格になるのでしょうか・・・


八五郎坊主 桂治門
今回は 受付を担当してたので「受付の桂治門」で登場 大ウケでした
桂小春團治さんのお弟子さん 上方落語相撲大会三位 体躯からは典型的な柔道家です

紙入れ 桂あさ吉
あまり際どい場面の描写にはならないのですが このあさ吉さんの女の表現は秀逸で どきっとします妙に色気を感じるのです

中入り
中入り



はてなの茶碗 桂あさ吉
噺しの最中にだんじりのお囃子が割り込みがありしつこくくいさがっていた その正体が 下の絵









次回は 11月23日 10回目記念ということで 地獄八景...だそうです

















2024-09-16

9/15 第126回 新開地落語会

 エデンは 閉じたままでしたが 玄関の植木や観葉植物は いきいきと色づいておりました
休業お知らせの告知が ガラスの内側になってました

いらっしゃいと マスターの声が 聞こえてきそうな雰囲気を感じました 



新開地落語会は 別の次元で 流れてきます エデンの再開を 望むばかりです







桂弥っこ 転失気
まず用語の説明からはいるのが 落語に対する 桂弥っこ「らしさ」を象徴している
「気を転(まろ)め失う」と「傷寒論」という書物に出てくる・・・」からはじまるのです このはじまりの格調の高さとの落差が肝要

桂文華 くっしゃみ講釈
ワインレッドの着物で登場 トリの雀三郎から 背景の色とのかぶりを指摘される
終盤の講談の場面 小拍子の音がイヤにでかいのです むやみに声を張り上げるのではなく この小拍子の音の大きさとテンポで難波戦記が展開されるのだと思いました 今日の文華さん 講釈も上手で調子良く感じられましたです

中入り

桂雀三郎 腕喰い
腕喰い 好きなお噺しです
墓場で腕を喰う まさに怪談! 決して笑えない噺しなのです
赤子の腕を喰う 決して気持ちのええ噺しではない 気色の悪い不愉快の部類に入るのです 赤子をばりばりと喰らう この最悪の場面から 「なんや腕喰いかいな わしなんが親の脛かじってもんな」で すとんと落とすのは 見事です
これで可哀そうな新妻も救われるのです 聞いてる客も救われるのです 暖かい人情を感じます
今回は 赤子を喰う場面が まさに迫真の演技で詰めていき すと~んと落ちました 見事でした
















最後に おまけ 11月の予告編です