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2013-11-17

2013.11.17 第73回 新開地落語












今回の 新開地寄席は 久々の感動巨編スペクタクルでした
終わって感じるに 前座から 実力者を そろえておりました 前売り 1500円 安すぎるぞ

桂    小鯛       二人癖(ににんぐせ)
林家 花丸       初音の鼓(はつねのつづみ)
桂    枝光       紙屑屋(かみくずや)
桂    千朝       景清(かげきよ)


桂枝光(かつらしこう)は 初めてでした 少々舌足らずの独特のトーンから あまり期待はしなかったのですが すごいの一言です 歌舞伎のふり 効果音(はやしや律子:なりもの・三味線と太鼓 笛)を駆使して 座布団外して 口座を縦横無尽 転げ落ちてもおかしくないくらいの 爆笑落語でした

桂千朝 枝光の余韻ののこる荒れた雰囲気の中を登場 しっかり締めてスタート この千朝氏 何度か聞いてますが 正統派の正攻法で 面白みがない印象でした 盲目の彫金師 定次郎の 満願叶わぬぼやきには 庶民の共感を感じさせる 今回は 最後の最後 景清の「塩漬保存」の目で目が見えた定次郎の喜びの爆発 観客も一緒になって一気に極まった感でした 
「指が いちにぃさん ・・・ 一本足らん 一本足らん ・・」という枝雀の振りが でてきて 一気に爆笑落語でした 


*表題日付に誤りがあったので訂正した 2013.11.18

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