昨年からはじめていたtwitterを もとに 2011年2月 blogに展開しました


 


2016-12-19

12/19 神戸落語ビレッジ 88



























時うどん        林家 染八(そめはち)
時間の都合なのでしょうが 雑な抜き抜きの展開には いささかついていけない

尻餅          桂 文之助
なるほど年末の噺しなのですね 現代ではピンとこなくなりました
ホールの暖房は暑く汗いっぱいの熱演 いまいち季節感がでません

一文笛         桂 吉弥
さっそうと吉弥くん登場 神戸マラソンにはじまり 噺しは 名作 あぁ 一文笛

中入り

ガマの油         林家 卯三郎
ガマの油の 口上が見せ場ですが 過去に声を潰しているのか 声が前にでません
酪農学園大学出身の 獣医師で  いい人のようです 

池田の猪買い       桂 九雀
ごま塩頭の九雀登場 


2016年12月 暮れました・・・・ エデン





















2016最後のエデン

アーンの コーヒーの仕込みが いい香りだったので 
調子に乗って 二杯目のホットコーヒーを注文したが イメージほどではなかった




2016-11-20

第88 回 新開地落語会



新開地の落語の定席実現にむけて取り組みはすすんでいるjことが 新開地まちづくりスクエアから報告されていました

動物園      露の瑞(みずほ)
美人です 言葉の明晰性 スムーズさがあり 奇をてらわず 極めて基本に忠実な前座スタイルで
しゅっとしたその外観とあいまって 好感が持てます

喧嘩長屋     林家花丸
笑顔の花丸は 安心を担保する 胆石で胆嚢の全摘出手術をしたそうな

男装エレジー   桂あやめ
以前に聞いた「夫婦ぜんざい」のダイナミックさに比べると 今回の{男装エレジー」は 説明的表現が多く平板な内容  「夫婦ぜんざい」の かみかみだった表現を 割り引いても 「男装エレジー」は つまらない

二番煎じ     桂雀三郎
今回の「二番煎じ」には 宗助さんを 多用することで より メリハリのきいた 新奇さを感じる展開になっていました しかし 雀三郎氏も枕で触れていましたが ・・・・
「二番煎じ」には 暑すぎる秋でした



2016-10-05

10/05 神戸落語ビレッジ 87







つる        桂 二葉
かんだかい声で アホなおねえちゃんという印象ですが 噺のテンポや 発声 発音の明晰性から 「やるな」という印象 アホではない
米朝事務所で 桂米二の弟子だそうです 納得ですね

軽石屁      桂 九雀
よくわからん噺し 軽石の粉末で屁がでるというのも無理くさい屁理屈 単一で演じる意味
あるのか

へっつい幽霊  桂 文之助
茶色の少し渋めの 文之助登場 冴えない九雀の残像を一蹴 文之助の世界がひろがる
古道具屋って ・・・・ おう へっつい幽霊

中入り

八五郎坊主   桂 雀五郎
・・・・・・

青菜        桂 吉弥
枕は 紀香、愛之助の結婚式の引き出物にまつわる内輪ネタを導入 豊洲 盛土(もりど)で ブルーシャトーの替え歌 その音程の悪さに本人は気づいていないというのは 悲劇 声の良さが全てを補うという迷信も二重の 悲劇

2016-09-18

第87 回 新開地寄席





















平林(ひらばやし)  月亭 天使
月亭のリーダー月亭文都(八天)の弟子 所作色気あり
滑舌もよく リズミカル 今風の落語家の要素を備えている  

皿屋敷    桂 雀喜
甲南大学 非常勤(1日だけ)講師 笑福亭竹林のようにポニーテイル

算段の平兵衛  桂 文喬(かつら ぶんきょう)
五代目桂文枝の弟子 高座を聞いたのは初めてでしたが これがなかなかの巧者なのです 大発見でした 
算段の平兵衛は 私の好きな噺しですが 文喬にとってもおそらく得意のネタなのでしょう 男の女好きという古典的なつかみで 団塊のおばちゃんを手玉にとって ころがしていました 

関西落語は 東京に比べて 肝心なここらの手だれ巧者。実力者クラスが欠落しているのです

蔵丁稚    桂 雀三郎
枕に質屋の簡単な説明をもってきて 前半はすっ飛ばし 10分もしないうちに 熊五郎と番頭が三番蔵に向かうことになる 明快で分かりやすい噺しです




繁昌亭につながる アンケート




日曜のエデンは・・・・

きょうも店先で おっさんが自転車を 修理していたのだ
子細を マスターに質問しようと思いつつ 店に入ると そうした思いは けしとんでいた














大繁盛で 14時前になって おねえちゃんは ようやく「まかない」にありつく







もっぱら 明日の NKK BSプレミアム

9月19日月曜


午後7時00分~ 午後7時30分
KOBEディープ!「ウソはアカン!本音で生きる新開地」




2016-08-31

8/31 神戸落語ビレッジ 86

























犬の目     月亭太遊
月亭八方 > 遊方 > 太遊(たいゆう)
コンプレックス落語

狸の賽     桂吉弥
看板のピンかとおもいきや 狸の賽
神戸マラソン(11/20)に出場予定だそうです

遊さん船     桂九雀
難波橋から 喜六と清八が二人で帰ってくるのが 今日の噺の新奇なところです
喜六と清八と 女房で の再現で 質に出しても流れんように・・・という今回のバージョンの方が 自然な展開と思えました


中入り


寄合い酒     桂吉坊
師匠 吉朝 弟子 しん吉 吉坊 佐ん吉 吉の丞 このあたりの 口調の明晰性とテンポの良さは 際だっています 当時の 2000年前後の 米朝グループの充実ぶりを彷彿とさせます

宿屋仇       桂文之助
時間がなかったのでしょう 早速の宿屋仇 16:55には 源兵衛は 奥方を殺して 17:03には 万事世話九郎は 仇討ち話し 座興じゃと 出発していた
文之助の よどむことのない軽やかなテンポの良さは 枝雀感じる 素晴らしいところ  

  

夏の終わりのエデン BSに登場って?

エデンの戸口で じいさんが CRC片手に 自転車を整備中 邪魔や・・・


















アイスコーヒー 400円 日本茶 まんじゅう おまけ付き



















エデンが NHK-BSに登場

9/19 BSプレミアム 19:00~19:30

かってのNHKには ありえなかった かなりコアで 革命的な 企画のようです

新開地の星 多田悦子 も登場 期待できます 























Tokyoディープ http://www4.nhk.or.jp/tokyodeep/





2016-07-17

日曜のエデンは大忙し・・・


日曜のエデンは いつものおねえちゃんは居なくて マスター 一人で 大忙し・・・・

アイスコーヒーは 間に合わなくで ホットに変更させられるし 散々





一時半 過ぎになると 男のアルバイトが登場したのだが 男はやはりダメですね 清潔感がない



第86 回 新開地落語会


















驚いた NHKから取材があったのです



会場までカメラとマイクははいってきました 
個人的には 新開地の繁昌亭は 成立しないと思っています



江戸荒物     桂小梅
桂小梅の言語不明瞭は致命的でさえある 枕から本題にはいると多少ましにはなるのだが それでも 親の七光りで そこそこいくのでしょう

金明竹       桂阿か枝
先の小梅と違って 明晰な語りは 際だっている

コールセンター問答  桂小春團治
お得意のテーマですが このコールセンターの対応に辟易とした経験が 誰にでもあるので 演者と聴衆が一体になる 小春團治のジャンルとして確立している

らくだ        桂雀三郎
豪快な口調の雀三郎にはピッタリという感じで 屑屋の久六の身の上話しの哀愁 脳天の熊五郎との力関係の変化など まことにダイナミックに展開する 話しは 棺桶のらくだを 焼き場まで持ち込むところまで



2016-06-02

表紙の更新 



新 億須磨公園 小松池 釣り(ルアーは禁止だそうです) 

これぞ薫風というべき さわやかな風が とおりぬける














2016-06-01

6/01 神戸落語ビレッジ 85


同級生の矢野君とエデンで落ち合い 神戸アートビレッジセンターへ
七十歳直前ともなると 歯が抜けるように つぎつぎと 消えていく  



















三味線二丁の少し豪華な お囃子チームでした

鉄砲勇助    桂あおば
前座ですが 口元のもつれが気になる 黒髪の男
枕のネタで かつら装着が明白なおっさん  電車の搭乗に 駆ける 乗車口直前で転けて 「かつら」だけが電車に飛び込む・・・・・  笑えませんでしたし 共感もできませんでした 

しかし 団塊のおばちゃん連中には大うけでした  ヒューマンな思想や感覚が欠落していてあまり 好きじゃない

片棒       桂文之助

雨の将棋    桂九雀
「笠碁」の将棋バージョン

中入り

紙屑屋     林家笑丸
少々くたびれた感じの のりのききの弱い はかまで登場 独特の雰囲気を持つ 演者で 以前 MBSテレビ「らくごのお時間」で 「ほうじ茶」を見たことがあるが その多芸さと創作性は 退屈な落語会には欠かせない貴重なキャラクターだと思いました

ねずみ     桂吉弥    
有名な左甚五郎のエピソードで 文之助同様 テンポ切れよく まさに R&Bですな









2016-05-07

新開地音楽祭と喫茶エデン

喫茶エデンは 新開地本通り メイン筋からはすこし外れているので

「おまつり騒ぎ」のチリからは解放されて ほっとする場所にある




このポップは 新調したのか? 聞き忘れた・・・・


客の回転がまことによろしい 客単価が安いので 貧乏ヒマありません



第16回 新開地音楽祭2016.05.07

湊川公園をベースに 新開地商店街に分散 大小8カ所のステージで行われる
早速 五月七日にのぞきに行った


新開地は 幸い好天にも恵まれ 往事 かって日本の中心だった新開地を彷彿とさせるような雑踏 フリーマーケットもあり 喧噪とすなホコリのなかにありました

やっぱりブラスお響きはよろしい















夜には 「杉田二郞」や「ばんばひろふみ」が来るそうで 喧噪のなかに埋もれた R&Bも きっと きっと 夜(よる)の帳(とばりの中で ほこりも隠れて 観客も集中し 盛り上がるのでしょう・・・
























稼業は似顔絵書き 佐助屋本舗





























500円なり


2016-04-13

4/13 神戸落語ビレッジ 84



















道具屋    桂 華紋
登場 紫の柏紋 落語を楽しむ「三つの極意」もそこそこに 道具屋へ
 
ふぐ鍋    桂 吉弥

蔵丁稚    桂 文之助
この人の テンポの良さは いつもながらの共感しきり

中入り

長短     笑福亭 喬若
おなじみの松坂大輔が枕に登場 気短と のんびり コンビのやりとりで 滑稽さを演出
耳障りな 団塊のおばちゃんの 安い笑い声音には うんざり

皿屋敷    桂 九雀
トリは 黒染め柏紋で 颯爽と登場 
お伊勢詣りの帰りの三十石船で 播州なのに 皿屋敷を知らない ・・・ ところから展開するのだが 今回聞いたのは いきなり 青山鉄山と お菊からはいる 
いつになく テンポよい 桂九雀 いつになく・・・・ストレートでわかりやすい落語でした