昨年からはじめていたtwitterを もとに 2011年2月 blogに展開しました


 


2024-04-15

4/14 和み亭二人会その壱 新宮亭当り目 顔見亭馬久松 二人会








 2024シリーズが始まった「和み亭二人会」 私は 今年で三年目の参加になる


アマチアの落語は バランスが悪くどこか崩れたところがあり 世情で人気実力ともに評価の高いの風間杜夫を筆頭に今まで敬遠していたのですが 
今回のこのシリーズ 新宮亭当り目さんは 別格で 素直に受け入れることができます.......年々楽しみな存在になってきています


















オープニングトークで かの素人名人会で 名人賞をとった話がでました 審査員は桂小文枝四代目 司会は 西川きよしだったそうです

今回の「お楽しみ」は 圧巻でした 「らくだ」だったのです 六代目松鶴の雰囲気でとうとうと展開させてました 見事としか言いようがない

ちょうど中入りのとき タイミングよく 生田神社祭礼 神輿が 和み亭の前を通過しました わが町須磨と違い さすがに新開地 参加者の衣装も艶やか 大人から子供まで 総出の祭りでした






2024-04-01

表紙を更新しました

 喫茶エデンとは・・・













喫茶エデンの創業は1948年だそうです 現在の二代目オーナーとは むかし職場が同じだったことがあったことが そのなれ初めになります 創業者とは残念ながら面識はありません ちなみに 私は1947年に生まれていますので すこし縁を感じており エデンのたたずまいには なにかしら懐かしさをいつも感じています
今は須磨区横尾ですが 子どものころは 神戸市東灘区/旧本山村 その時は せいぜい三宮駅前の中華の太平閣までが限界で 新開地は異国のような距離感で・・
タクシー運転手の父親に ときおり連れて行ってもらう「ご馳走」が 三宮の太平閣だったのです 白い包帯の傷痍軍人がギターを弾いてました もうとおいとおい昔しです そして気がつけば 誰もいません


前の表紙

2024-03-18

3/16 桂あさ吉落語会 in貞光能舞台

 


これは貞光能舞台のかどの「谷矢製餡 戎金鍔(えびすきんつば)」だが 
落語会からのお土産は はじめは金鍔でした だが最近は「さつま芋」の甘く煮たお菓子になっています 今回は 安いので自販機の六番にした これは当り!で かなりの上物でした



桂あさ吉さんの 案内状は 下記のとおりです








開場まえの待ち列で ・・予約してないのだが・・というお二人 通常は参加申込があって了承があって成立と思っていた私は ちょうどでてこられた桂あさ吉さんに尋ねてみたらどうですかと・・・・快く快諾されたとのことでした 観客スペースが厳しい条件なので 予約申し込みは必須条件かなと思いました

道具屋 桂あさ吉の内弟子日記がいよいよ佳境・大詰めにはいり 5月9日に 完読記念落語会が 繁昌亭で行われるようです メンバーは 桂吉弥さん 桂あさ吉さん 桂八十八さん等の 現代の最強メンバーです

米朝さんはその発想や割り切りが興味深く「米朝よもやま噺し」の時代からよくこうした企画のものを聴いてました 晩年米朝さんが言葉がいよいよ少なくなって さいごには番組が終わり・・ところが米朝より先に船頭役の市川さんが先に逝っていまった 運命の舞台の暗転と思わせる凄みさえ感じました 学者のようなと評されれる米朝ですが 私は 古い時代/江戸時代封建時代の合理主義者/思想家じゃないかと思えてしかたがない

桂あさ吉さんの「内弟子日記」でもそうした米朝さんの人となりを彷彿とさせるエピソードを体験できるがのが 貴重な情報でした

時うどん 江戸の時そばスタイルのものでした 従来の二人コンビで展開する時うどんよりはるかに明快なストーリー展開だと思います

抜け雀 はじめに 実際にカゴをかいた体験を話し出す あさ吉さんと桂団朝で上岡龍太郎を運んだことがあったそうです 実際には想像もできないほどの過酷な労働だった とのこと 私は この噺の最後のオチの 親をカゴ舁き/描きにした親不孝とは そのしんどさではなく「身分の低いもの」にしたことじゃないかと思いました


はじまり







中入り



2024-03-17

3/17 第124回 新開地落語会










整理番号の配給は13時 六番の整理券を手に エデンへ 
エデンの入口のところで エデンの店員ジョーサンズと遭遇

やがてエデンも満席で弾き飛ばされる
入場は2時30分 満を持して待つ そして 整理番号順の入場


桂九ノ一 天災

この男体格もあり押しも強い 極めて優秀な前座 よく通る明瞭な発音で 新開地の皆の衆を訓練する 白の羽織を取り払うと 黒色の噺家が現れる 

笑福亭鶴二 猫の忠信 
どうやら 今回の例会は この人が主役のようで 押しの剛の九ノ一に対して 引きの鶴二
猫の忠信はまさに鶴二の手のひらの上 新開地の老若男女の面々は さいごには歌舞伎の世界に取り込まれている

中入り

桂梅團治 野崎詣り 赤白で登場 この野崎詣りもいいのだが ・・・・

・・・・この桂梅團治 2/24のラジ関寄席で聴いた 新作落語「SL銀河の夜」の素晴らしさの感慨がまだ残っている 単なる「オタク落語」への分類は決して許されないスタンダードナンバーにしてほしいと思いました


2024-01-22

1/19 第123回 新開地落語会

 











冒頭 喜楽館支配人 伊藤史隆さんが 生出演で ご挨拶.....
喜楽館アワードの相当に練り込まれた企画展開 そのマネージャ手腕の片鱗を発揮したと思いますが 六代目文枝の喜楽館命名とか初代マネージャが消えたとか小骨がひっかかって今ひとつ素直になれない思いがある
開演前 舞台への階段がないとかぶりつき席から指摘があり 事なきを得る 階段無しの月亭希遊のとまどいを見たい気もした

月亭希遊 二度目の出演だそうで・・・
月亭 遊方の三番弟子 

桂出丸 源平盛衰記 源頼朝が三男 枝雀が米朝系統の三男に相当 雀三郎が枝雀系統の三男になる 三男は優秀であると 持ち上げる 

桂雀三郎は けんげしゃ茶屋 クリーム色の上下で 禿頭の雀三郎 登場
この「けんげしゃ・・」 くそが登場するので 小生は潔癖症で苦手な噺なのですが クリーム色の雀三郎は なんのなんのさわやかでした

集音器を買いました
121回 新開地落語会 桂小春團治の「アーユーアングリー?」が全く聞き取れなくてショックを受けました 客席のドーンという響きや動きにまったくついていけないのです おいてきぼりの恐怖を感じました ラジオからの小春團治は全く問題ないのです 周波数の高い女性の声が聞き取りにくいというのはありました 
アンプをとうせば問題ないのだろうと 補聴器/集音器を 探して 安い中古の集音器を用意しました メルカリの中古で 一万円強
bonein BN-803 「安物買いのゼニ失い」の典型的な所謂ケチですので少々心配はあったのですがでしたが ま効果のほどは そこそこでした
ただ音質がいまいちなので マイク部分がダメなんだと思います ライブの臨場感・醍醐味は かなり損なわれます この部分は馴れで補えると思います
さらに 生の小春團治で試す必要があります 


2024-01-08

1/6 桂あさ吉落語会 in貞光能舞台































2024年最初の落語会 西宮貞光能舞台 年頭に誠にふさわしいシーンではあります






















40人ほどだろうか ほぼ満席状態です
お江戸日本橋ななつだち・・・で モノトーン(中入りの鮮やから思えば・・)のあさ吉さんは 颯爽と登場したのだが 小拍子を忘れたと とりにかえり 雰囲気もなごむ

まくらのぶぶんで 米朝と枝雀の人となりを ひとしきり・・・枝雀は きつい人だったようで 相手には感性の細やかさを要求するようで 齟齬をきたすと もう相手にもされなくなる・・ 逆に 米朝は人間大好きで 正反対だったようで このくだりには 大いに同感  思わず相槌をうつ中で・・・稲荷俥いなりぐるま・・・あくびの稽古・・・
笛を教えて欲しいと来るのは多いが 何故か落語は少ない そうしたなかで この「あくびの稽古」はなぜか引き合いが多く評判がよいのです 露の・・(なまえ聞き取れない) 桂りょうば もきています・・ マクラに困ったら 桂よね吉だそうで よね吉 地獄八景・・のくだりを ひとしきり・・

中入り










中入り後は 鮮やかな薄紫で登場

ポトフの作り方...... 圧力鍋 アサヒ軽金属からのCMがきたそうです
芝浜を聞いてないと この下げは わからんでしょう ・・小生はおいてきぼり
と前置きされてましたが... わかりませんでした

言い訳 ・・ 昨年辺りから 地声の聞き取りが悪くなっています 周波数によるようです
ある落語会(新開地落語会)で桂小春團治になると 急に聞き取れなくなり 他の人は反応しているのですが 置いてきぼりをくらいました
この桂小春團治 放送やマイクアンプを通すと全く問題ないのです 集音器を安く入手しようと思っているのですが ケチに見合ったものがなかなか見つかりません