昨年からはじめていたtwitterを もとに 2011年2月 blogに展開しました


 


2023-12-17

12/17新宮亭当り目の最初と最後は私が 2023 その五


2023年度 最終会も盛況でした 

開演前 照明の調整 サンプルテスト被写体 当リ目さん















ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る
・・・の三味線で 赤キャップのサンタクロースで登場
...通俗的にすぎないかな....苦い笑い
2024年度は 4月 6月 から 実施の方向で..おって沙汰があるようです

権助提灯
江戸前を標榜する 波舟さん しゅっとした感じなのですが ややスロースタート 途中脱兎のごとくとなりました

高津の富は 手慣れた感じで良かったですね 有終の美を飾るにふさわしい





なかなかしゃれたカレンダーいただきましたです





2023-11-19

11/19 第122回 新開地落語会







 








今回は 雀三郎さんが 独演会・サンケイホールブリーゼ  でお休みで

桂文之助さん 林家染二さん 桂九ノ一さん
特に切り込み隊の 九ノ一が良かったですね 正攻法で お主やるな!という感じ

剛速球で真っ向勝負の 染二 九ノ一 ドカンドカンとストレートで真っ向勝負

トリででてきた 文の助さんは もうやりたい放題 赤子の手をひねるようなものでしょう 新開地の人々は 文の助さんの手の中です 

会場全体が「夢の酒」の世界なのです 
 
隣のおじんは 口開いて聞いてるし おばちゃんは 一言一言にうなずいて 一所懸命でした こういう盛り上がり方の落語会も ひさしぶりでした

裏の笛も良かったです 誰なのでしょう 九ノ一?



来年2024年は 1月21日です


2023-11-18

11/18 桂あさ吉落語会 in貞光能舞台

 


初めての寒風に震え上がりました そのおかげで 開場まで 玄関の中で待ちました
四十名弱でほぼ満席状態

14:06 太鼓・笛でスタートしたのだが 今までは当然のように存在した三味線がない
その代わりに桂雀五郎さんの出演となったそうです・・・・

スタートは あさ吉さんの 書柿割盗人(かきわりぬすっと)
次は 雀五郎さんの あみだ池 あさ吉さんが 住吉駕籠でつづき・・・
中入り後の とりは あさ吉さんが 化け物使い ・・・

今までの 貞光能舞台の落語会とはいささか様子がちがう 三味線の影響なのか
わがままを言わせてもらうと あさ吉さんお一人で ゆったりと 噺をききたいところです


  • 来年2024年は 1月6日だそうです



2023-10-16

10/15新宮亭当り目の最初と最後は私が 2023 その四

狸茶屋   新宮亭当り目
笑福亭松鶴のおはこの噺だそうだが 初めて聞くもので 要領を得ない

真田小僧  夢の家くっか

住吉駕籠    新宮亭当り目

仲入り 
この段階で ほぼ満席の40名弱の参加になっていました

化けもの使い    渚家栄都  
渚家栄都さん 枝雀の出囃子で登場・・・
この噺し 通常は奉公人と主人なんですが 夫婦パターンで展開していく内容で いまひとつひろがらない...加えて 楽屋ばなしもひろげすぎると.. 聞きづらい(聞きたくない)

八五郎坊主    新宮亭当り目
うすいクリーム色の着物に水色の襦袢 新調したと報告があった衣装でさっそうと登場 渚家栄都氏の時間オーバーのなか さすが手慣れたもので うまくまとめて対処していた



後書き 
いま 古今亭志ん輔に衝撃を受けてます
twitterからの引用です 
後藤 清
@kiyoshi_gotoh
スカパーで 9/24放送分を録画し それを音声ファイルで聞きました 「その木戸を通って」は 山本周五郎の雰囲気がでてました感動的でさえありました 加えて 厩火事も お直しも 良かったですね 志ん輔 最高!という具合です ・・ twitter.com/edo_satan/stat…
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2023-09-17

9/17 第121回 新開地落語会

 













寄合酒    桂 弥っこ
細面のスッキリとした男前 なかなかの達者巧者 几帳面
ワーワー言うております ・・・ 早々に切り上げる・・・

アーユーアングリー? 桂 小春団治
演者の声の周波数が多少高いのですが 聞き取れない・・・
日常生活でも 女性の声が聞き取れないことがあるので 団塊の75歳!老化のせいかもしれない 小生以外は演者と観客のやりとりが成立しているようでした
いままでも 小春団治は ラジオでは聞いたことがありますし 支障を感じたことは ありませんでした アンプで処理されていれば 問題なかったと思います  
世の中においてきぼりにされたようで 衝撃的な体験でした

皿屋敷 桂 雀三郎
雀三郎の声は 問題なく聞き取れました ※三郎が救世主のようでほっとしました
*ごめんな 雀三郎
















エピローグ 
喫茶エデンで アイスコーヒーを注文したのに ホットコーヒーを持ってきよりました
七月に来たときも ホットコーヒーでした 
二度とも まぁええか・・と処理しました

2023.09.21 追記 訂正しました
桂雀三郎の表記が 「弱三郎」になってました 
改善対策として 小生が使用している グーグル辞書に 「雀三郎/じゃくさぶろう」 で単語登録しました

2023-08-21

8/20 新宮亭当り目の最初と最後は私が 2023 その三

 
























今回は三回目で文字通り「沸騰」する盛夏の中にあっても
冷風でしっかりとガードされての開催でした
冒頭から隣のおっさん(爺さん)が スマホを左手にしっかりと「寝落ち」とは
「是如何に」という状態でしたが まぁええかぁ ほぼ満席というスタートでした

向う付け
初演のネタだそうでしたが 字のかけないのに帳場にまわされるという・・・

野ざらし
仙台から・・とう冒頭に 遠くから来てくれてと・・・拍手・・・・ 
流行亭伽楽太・・「がらくた」ではなく「きゃらくた」で・・どっとくる・・
なかなかしっかりとした 野ざらしでした

蛇含草
涼やかにブルーで登場 餅の食い方でどっとくる 

仲入り

道具屋
枚方市からの金太さん

へっつい幽霊
これは小生の好きな噺しでして なかなかの好演でした
エンジのリボンの黒いハットがしっかり締めてました
総じて今回は明快な噺しが多く 分かりやすくてよかったです 
加えてのしっかりと効いた冷風がなによりの「おもてなし」でした




2023-07-16

7/16 第120回 新開地落語会

 

2000年7月16日にはじまる 120回 記念だそうで 最後は抽選会となり にぎにぎしく終わりました 小生の五番はかすりもせず 前の席の 二人に サイン色紙が当たったのが 惜しい!という程度のものでした

















兵庫船  桂 九ノ一
のっけからテンポが速く 口跡不明瞭で 大急ぎではじまる・・・・
ともかく・・・という感じでしたが これも 前座のスタイルなのかもしれない

悋気の独楽(こま) 桂 阿か枝
おなじみのものですが あとちゃんと締めとこぞ!から やおら佳境に入る
細身の桂阿か枝大健闘で・・・旦那の独楽 逃げる 逃げる・・・ で どっとくる
 
次の御用日 桂 雀三郎
真夏の船場のお話しです 一気に盛り上がり 丁稚の常吉・・
実際の現実も 梅雨明けから真夏の到来のなか 気だるい暑さ やりきれなさを 雀三郎 奇声を発して迫ってきます 健忘症のとうやん これはこれで幸せなのかもしれません ふと熱いトタン屋根の猫を思い出した
 
死んだジャニ爺さんの話しといい 処理水?でもやはり汚染水だろうが・・・
果たして 今年の夏 越えられるのか! 小生 75歳・・・・・



2023-06-25

6/24 桂あさ吉落語会 in貞光能舞台

 







演目は うなぎ  天災   たちぎれ線香 ・・・・・
そして  能管 ・・・・


あさ吉さんから 高知の新茶をいただきました 香り高くうまかったです

例によって早着なので 近所の公園で 時間待ち・・・
そろそろって 立ち上がり 開場時間 13時30分をめどに 悠然と赴いたのだが
そこには開場待ちの列があって ぼうぜんとした

演目の伝承系譜は 
うなぎ - 桂喜丸 天災 - 桂吉朝 たちぎれ線香 - 桂千朝
あさ吉さんいわく 吉朝の天災は秀逸とのことでした
それに加えて 吉朝 千朝は 漫才ものまねが有名ですが 双方とも聴力・音感が 尋常ではないのではないかと思います 落語の取りのよさも 言葉を文字に変換することなく音として感じたのではないかと思います 


会場が能の練習舞台という その演者の舞台が主体で その舞台をかこむかたちの観覧スペースが 三十名程度になるどうです 今回は その予約者の全員が参加したそうです
桂吉朝さんの 大阪府立上方演芸資料館(ワッハ上方)の殿堂入りが内定したそうです

気の短い人はおりますが・・・ という下りで 桂ざこばが 典型的なキャラクターとして   引き合いにでてきましたが・・・
落語という世界は 理不尽な殺伐とした風土のようです 吉朝を早く亡くして その吉朝チルドレンには 風当たりも強く 兄弟弟子の結束もつよいものがあるようです
桂米朝のもとでの内弟子修行 米朝は ふるい因習とは無縁の徹底した合理主義者で その合理性は 現代民主主義の原点といえます

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2023年6月26日 追記しました 
寄席チャンネル(スカパー)を見ています
2022.2.21 紀尾井ホール 桂雀々独演会 上燗屋 桂雀々
桂雀々は 鬱々とした狭い関西から飛び出して東京に新天地をもとめた人です
その枕で 米朝 枝雀 ざこばを 語っています そこでは先の記述とは正反対の米朝を語っています 明と暗 ひとりを愛する枝雀とは好対照です そこには ざこばもでてきますが同じキャラクターで登場します ざこばは同じです 愛されてないのです
















次回は 



2023-06-19

6/18 新宮亭当り目の最初と最後は私が 2023 その二

 









2023年二回目なのだが・・・
今回は のっけ「平林」から 取り込みにくい・・・・
入り込めないでいる

軒付けでも 混乱してるあいだに
鷺とりになって 懐かしい巻き舌がでてきて ・・これは 枝雀やね
ここらでようやく 同期して来た感じでしたのが 最後の噺しでした
前回感じた 新宮亭当たり目さんの 理屈っぽさの 原点は 枝雀だったのかなと・・・・



2023-04-10

4/09 新宮亭当り目の最初と最後は私が 2023 その壱(一)

13時 少し前です
今回は 列をなして 入待ちするという感じのつくりでした
驚いたのは・・・
和み亭の筋向かいの家から 新宮亭さんがひょっこり歩いてきたのです




昨年に引き続き 今年もスタートしました 12月17日まで シリーズ5回の予定
一般的に タレント落語はいゆう落語を含んだアマチア落語は その技量の評価が高い人でも どこかバランスの崩れたあざとさがあり 敬遠してましたが 新宮亭当り目さんは 別格でした 
昨年は 5回参加しました その中で新宮亭当り目さんの落語は 彼の人柄なんだと思いますが 極めて魅力的で 今年は ゼンカイ(全回)出席のつもりです












行き倒れ
黒いハットで登場 
「粗忽長屋」なんだが納得してないんだと語りだした新宮亭 意外と理屈っぽいのです

紀州

阿弥陀池
手慣れた感じで ウケてました

仲入り

噂の女将 作 阪野登 新作落語
宝塚グランドホテルに勤務した実体験にもとづく噺しで 力作でした
 上記ホテルは阪神大震災の影響で廃業したそうです

 貧乏花見
 東京では 長屋の花見 つづけて 東京落語では与太郎がでてくるが 
 上方落語では 与太郎はなくて 喜六と清八なんだと こだわりの強さを見せる 
 新宮亭当り目さん ここでも意外と理屈っぽいのです

 長屋の花見では 大家さんが 長屋の連中を引き連れて行く体(てい)ですが 
 今回の 貧乏花見では 皆んなで あーだこーだとやる 
 ちょうど寄合酒の雰囲気で  いささか趣が異なるのです

 長屋の連中で喧嘩騒ぎを引き起こし 他の花見客が避難したあと
 ご馳走をパクるという展開は  はじめて聞きました
 元々はそういう展開の噺しだったのかもしれない と思うようになった 




2023.04.12 追記 下記は 4/12に追記したものです

(文中の数値/00.00 は上演時間 分.秒)

我が家の落語ライブラリーを聞き直してみると 
「貧乏花見・桂塩鯛 20.21」がでてきました 聞いてみると 厳密にいえば 長屋の花見とは別系統の噺しのようです
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この貧乏花見は 下記の番組で紹介されていたものです
番組「おなじはなし寄席」 貧乏花見 桂塩鯛 2021.03.13  BS朝日
長屋の花見と貧乏花見が 同じ噺しのバリエーションとして紹介されていました
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他に 下記の三点が ありました
2015.04.15 ラジ関寄席 貧乏花見 笑福亭松枝  22.50
2019.04.21 日曜落語なみはや亭 貧乏花見 笑福亭松鶴五代目 14.27
2014.04.01 ラジオわろうてい  貧乏花見 笑福亭仁鶴   14.40

いづれも 「わいわい言うております 貧乏花見という落語です・・・」とおなじみのフレーズで 途中切れになっています
  
今回の 新宮亭さんの上演で わたしが 貧乏花見で 初めて完結型フルバージョンで聞けたことになります 新宮亭氏 意外とこだわりの強い演者のようで 大感謝です

2023-03-20

3/19 第119回 新開地落語会


エデンは またも繁盛で 早々に退散・・・・・
今回の発見は 無料サービスの 日本茶が意外に良質なのを発見 うまいのです
コーヒー350円 ここの空間は 時間が止まっている 500円でもかまんへんと思う


新開地落語会は・・・・
チケットは定員数だけの販売で 整理券を貰う必要もないのですが 
13時にならんでしまう 今回は5番! 悲しい団塊の習性

14開場の入待ち


みかん屋  桂慶次郎
ブラック/無色/無職 の予想を超えた反応に 「私の創作ではないのです・・・」というあたりは 慶次郎さんの「さわやか」なところです

幸せの青いサギ 桂あやめ
うす紫の羽織に朱の着物 あでやかに登場 途中ピンスポット(照明)が切れてしまった
その青い鳥はサギだった

休憩 
 
質屋蔵   桂雀三郎
禿頭の雀三郎だが ピンスポットが回復してないのか いつものテカリがない
噺は おなじみの質屋蔵で いきなり本題へのパターン














※新開地寄席 次回は 7/16だそうです 入場券の 発売は5/23から

※もうひとつ 社会人落語の和み亭特別講演2023は 下記の通りだそうです

















新宮亭当り目さんの噺は アマチュアの巧者のあざといところがなくて好きですね これは 人徳だと思います 2023年は皆勤賞をねらいます

2023-01-21

二度目..... 1/21 桂あさ吉 in貞光能舞台でひとり会

 













桂あさ吉落語会 in 貞光能舞台 

今回で二度目 舞台中央に演者 その周りを囲んで二十数名 
ほぼ満席状態で 舞台中央の演者をかこみ ひっそりと賑々しく
米朝よもやまに加えて 吉朝よもやま・・・こうした思い出の一コマ一コマが 貴重なデータになる 
笠碁にはいり アクセルが入り テンポが変わって はてなの茶碗 ・・・

見台を前においた前回 今回は 能舞台の中央にマイクをおいて一人

中入り そして 能管 と 篠笛 
能管は遠いが 篠笛は馴染みがあり 越後獅子は知っていたのだ・・・・
そして 鹿政談

次回が楽しみ 落語の新しい形態になると思います