昨年からはじめていたtwitterを もとに 2011年2月 blogに展開しました


 


2024-09-16

9/15 第126回 新開地落語会

 エデンは 閉じたままでしたが 玄関の植木や観葉植物は いきいきと色づいておりました
休業お知らせの告知が ガラスの内側になってました

いらっしゃいと マスターの声が 聞こえてきそうな雰囲気を感じました 



新開地落語会は 別の次元で 流れてきます エデンの再開を 望むばかりです







桂弥っこ 転失気
まず用語の説明からはいるのが 落語に対する 桂弥っこ「らしさ」を象徴している
「気を転(まろ)め失う」と「傷寒論」という書物に出てくる・・・」からはじまるのです このはじまりの格調の高さとの落差が肝要

桂文華 くっしゃみ講釈
ワインレッドの着物で登場 トリの雀三郎から 背景の色とのかぶりを指摘される
終盤の講談の場面 小拍子の音がイヤにでかいのです むやみに声を張り上げるのではなく この小拍子の音の大きさとテンポで難波戦記が展開されるのだと思いました 今日の文華さん 講釈も上手で調子良く感じられましたです

中入り

桂雀三郎 腕喰い
腕喰い 好きなお噺しです
墓場で腕を喰う まさに怪談! 決して笑えない噺しなのです
赤子の腕を喰う 決して気持ちのええ噺しではない 気色の悪い不愉快の部類に入るのです 赤子をばりばりと喰らう この最悪の場面から 「なんや腕喰いかいな わしなんが親の脛かじってもんな」で すとんと落とすのは 見事です
これで可哀そうな新妻も救われるのです 聞いてる客も救われるのです 暖かい人情を感じます
今回は 赤子を喰う場面が まさに迫真の演技で詰めていき すと~んと落ちました 見事でした
















最後に おまけ 11月の予告編です



  


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